- 2025年7月24日
レーザー線幅狭窄で量子技術が進化する新手法
オーストラリアのマッコーリー大学が行った最新実験では、ダイヤモンド結晶の中で起こる刺激ラマン散乱という現象を利用し、レーザー光の「線幅」を一気に細くすることに成功した。線幅とは光がどれだけ純粋な色を保てるかを示す指標で、幅が狭いほど周波数がぶれず、精 […]
オーストラリアのマッコーリー大学が行った最新実験では、ダイヤモンド結晶の中で起こる刺激ラマン散乱という現象を利用し、レーザー光の「線幅」を一気に細くすることに成功した。線幅とは光がどれだけ純粋な色を保てるかを示す指標で、幅が狭いほど周波数がぶれず、精 […]
中国・山東師範大学と上海交通大学などの合同チームは、リチウムニオベート(LiNbO₃)薄膜を組み込んだエレクトロオプティックモジュレーターを用い、光の「空間コヒーレンス」を電圧操作だけで素早く途切れなく変えられることを示した。空間コヒーレンスとは光の […]
2025年7月14日付の科学誌『Nature』に掲載された米スタートアップ QuEra の研究は、量子計算の「燃料」に当たるマジックステートを、誤りを自動で補正できる論理量子ビットの世界で初めて純化したと報告した。マジックステートとは、複雑な量子アル […]
オーストラリアのRMIT大学とCSIROの研究グループは、量子バッテリーが抱えていた最大の弱点――光を一気に放ってエネルギーが逃げる「超放射」――を抑え込むことに成功した。この結果、電池がエネルギーを保持できる時間は従来のほぼ千倍に達した。仕組みは二 […]
米IBMは2025年6月末に白書「Framework for Quantum Advantage」を公表した。量子コンピュータが古典的な計算機を本当に上回ったと言い切るには、誰が試しても同じ結論に達する明確な判定基準が欠かせないと同社は指摘する。そこ […]
生成AIは、人間のように文章を作るために膨大な計算を行う。この計算を支えるために、マイクロソフトやグーグルは何十万枚ものGPUをデータセンターに並べているが、その規模だけ電力と設備コストが跳ね上がるという問題を抱えている。そこで韓国科学技術院(KAI […]
米国南カリフォルニア大学とジョンズ・ホプキンス大学の合同チームは、IBM製の127量子ビット「Eagle」プロセッサを2台使い、問題が複雑になるほど量子計算と古典計算の速度差が倍々に開く現象――量子指数スケーリング優位――を初めて実証した。実験で扱っ […]
量子の世界では、離れた粒子同士が見えない糸で結ばれているかのように同時に振る舞う現象があり、これを量子もつれと呼ぶ。この奇妙な相関が、熱やエネルギーと同じように“出し入れ自由な資源”であると示す理論的な第二法則がついに確立された。2025年7月2日に […]
カナダの量子コンピュータ企業Xanaduと化学大手の三菱ケミカルは2025年7月2日、半導体の回路を描く“超短波長の光”――極端紫外線(EUV)を扱う最先端プロセスで使われる感光材「フォトレジスト」を、量子コンピューターで詳細にシミュレーションする共 […]
スマートフォンを生んだシリコン技術に量子力学の奇跡が融合するとき、コンピュータは桁違いの性能を手にする。しかも既存工場で量産でき、日本が得意とする製造の強みがそのまま競争力になる。半導体量子コンピュータは「夢物語」から「現実の武器」へ変わる転換点に立 […]