- 2025年8月25日
ナノダイヤで挑む量子重力と物質波干渉
イスラエルのベングリオン大学の研究チームが、ナノダイヤモンドを使った物質波干渉計の実現に向けて大きな前進を示した。これまで物質波干渉計は原子や分子といった軽い粒子での実験が主流であったが、今回の成果はより重い物体を対象にできる道を開いた点に意義がある […]
イスラエルのベングリオン大学の研究チームが、ナノダイヤモンドを使った物質波干渉計の実現に向けて大きな前進を示した。これまで物質波干渉計は原子や分子といった軽い粒子での実験が主流であったが、今回の成果はより重い物体を対象にできる道を開いた点に意義がある […]
カリフォルニア工科大学(Caltech)の研究チームが、量子情報をいったん“音”として閉じ込めて保存するハイブリッド量子メモリを試作した。超伝導量子ビットで作った量子状態を、チップ上の機械共振器――顕微鏡サイズの音叉のように微振動するデバイス――へ写 […]
インスブルック大学のGregor Weihsらが率いるフォトニクス研究チームは、量子ドットから複数の光子をきれいにそろえて取り出すための新しいやり方を示した。量子ドットは“人工原子”のように振る舞い、必要なときに一個ずつ光子を出せる優秀な光源だが、個 […]
カリフォルニア大学リバーサイド校(UCR)のチームは、シリコンでできた微小な“部品”の形やつなぎ方を細かく調整し、電子をあえて“波”として扱うことで電流の流れ方そのものを切り替える手法を示した。水面の波がぶつかって高く盛り上がったり、反対に打ち消し合 […]
ETHチューリッヒのチームは、人の髪の直径のわずか一割という極小ガラス球を三つ縦に積み重ね、レーザー光だけで真空中に浮遊させることに成功した。光学トラップと呼ばれる技術で偏光レーザーを一点に集光し、その電場勾配にナノ球クラスターを捕捉している。結果と […]
量子コンピューター専業企業のD-Wave Quantum(NYSE: QBTS)は2025年8月4日、開発者が量子アニーリングを機械学習に取り込める量子AIツールキットとデモプログラムをOSSとして公開したと発表した。このツールは同社のOcean™ソ […]
富士通は2025年8月1日、自社が培ってきた超伝導技術を土台に1万量子ビットという巨大規模の量子コンピューターを作ると正式に宣言した。目標時期は2030年度で、この装置では物理ビットを束ねて信頼性を高めた論理量子ビットを250個確保し、計算の心臓部に […]
カリフォルニア大学アーバイン校の研究グループは、教科書の中だけに存在すると考えられてきた新種の量子状態を、実験で初めて“目に見えるかたち”で示した。使ったのはハフニウムとテルルからなる薄片状の結晶 HfTe₅ であり、これに地球の磁場をはるかに上回る […]
量子コンピュータが既存のコンピュータを性能面で抜き去る瞬間は「量子優位性」と呼ばれるが、その条件は長い間もやの中にあった。京都大学の研究者はこのもやを晴らすため、暗号理論を手がかりに新しい視点を導入した。彼らが鍵として選んだのは「一方向パズル」と呼ば […]
CERN(欧州原子核研究機構)の反物質研究拠点「反物質工場」に拠点を置くBASE実験チームが、世界で初めてアンチプロトンを使った量子ビット(qubit)の構築に成功した。量子ビットとは、量子コンピュータの最小単位であり、通常は電子やイオンなどの物質で […]